スプラトゥーン3サーモンランNWのランクが複数あるたつじん帯ですが、ここではたつじん帯の攻略について紹介しています。
魔境とも言われるたつじん帯を抜けるためには、どう攻略すれば良いのでしょうか?
スプラトゥーン3サーモンランNWのたつじん帯とは?
サーモンランNWには複数のランクがありますが、「じゅくれん」と「でんせつ」の間にある「たつじん」は唯一複数の段階があるランク帯となっています。
「じゅくれん」をこえると「たつじん」になりますが、そこから「たつじん+1」、「たつじん+2」、「たつじん+3」と4段階に分かれており、「たつじん+3」を抜けると最後の「でんせつ」帯に入ることが出来ます。
4段階とランク分けが多いこともあるのか、このたつじん帯を抜け出せないバイターは多く、一部で魔境とも呼ばれているそうです。
サーモンランNWのたつじん帯クリアに必要なノルマは?
金イクラのノルマ
たつじん帯をクリアするために必要な金イクラのノルマは、どのくらいなのでしょうか?
まず一番下の「たつじん」ですが、納品ノルマはトータルでだいたい50個前後となっています。一方、一番上の「たつじん+3」では60個台半ば~70個程度となっています。
「たつじん」帯の場合、トータルのノルマが50個だとすると1人あたりのノルマは12~13個となるため、全員が1WAVEにつき4~5個納品は納品しなければなりません。
これが「たつじん+3」になると、トータルのノルマが70個だとして1人あたりのノルマは17~18個となり、全員が1WAVEにつき6個以上納品する必要があります。
当然、中には納品数が少ない人もいるので、個人のノルマ目安より多めに納品するにこしたことはありません。
オオモノの出現数
続いて、たつじん帯でのオオモノの出現数について紹介します。ここで紹介するオオモノの出現数は、特殊WAVEがなかった場合となっています。
たつじんの各ランク帯でのオオモノの出現数ですが、おおよそ「たつじん」で30台後半、「たつじん+1」で40台前半、「たつじん+2」で40台後半、「たつじん+3」で50台前半程度となっています。
これを1人の仕事に換算すると、「たつじん」だと1回のバイトで12~13体のオオモノを討伐できると良いということになります。
一方、「たつじん+3」だとこれが17~18体程度となるので、「たつじん」の時よりも5体ほど多くのオオモノ討伐を要求されることになります。
バイトのクリアは納品ノルマを達成できれば良いので、必ずしも全オオモノを倒す必要はありませんが、オオモノ討伐が滞ると納品する時間がなくなるので、出来るだけ倒した方が良いでしょう。
魔境たつじん帯を抜けられないプレイヤーの特徴10選
たつじん帯を何度かプレイしたことで、いくつかたつじん帯を抜けられなくなるであろう特徴を見つけたので紹介します。
①壁をぬらない
たつじん帯をプレイしていると、WAVE開始前に壁をぬらない人が多い印象を受けました。だいたい床はぬっていますが、最初にぬっておくべきなのは壁です。
壁は咄嗟の緊急回避にも使いますし、海際の遠征から帰ってくる時に通れる道の選択肢を増やすことができます。
つまり、最初に壁をぬっておくかどうかで仲間の生存率が大きく変わるということです。壁をバイト中にぬるのは難しいので、余裕がある開始前やWAVEの間にできるだけぬっておきましょう。
②オオモノ討伐数が少ない
たつじん帯をプレイしていると、明らかにオオモノ討伐数が少ない人が結構いました。実際、1バイトで討伐数5体以下というプレイヤーもいます。
「じゅくれん」のオオモノ出現数は30体弱程度なので、1人あたりの1バイトの討伐数は7~8体程度で十分です。
ですがたつじん帯になると、「たつじん」でも10体超、「たつじん+3」になれば20体近くのオオモノを倒す必要が出てくるので、1バイトの討伐数が1桁では処理が間に合いません。
今後難易度が高くなるにつれ、求められる討伐数はどんどん多くなっていくので、ランクの上昇に合わせて討伐数も増やさなければクリアできなくなっていくでしょう。
ニンテンドーオンラインのアプリで個人の討伐数を確認できるので、負けが続くときは自分の討伐数を確認してみると原因が分かるかもしれません。
③敵に突っ込みがち
たつじん帯では、シャケが海から出現すると即座に突っ込んでいきシャケを倒し出すプレイヤーを見かけますが、これはなかなかのNG行動です。
サーモンランは納品ノルマを達成するゲームなので、常に納品のことを考えてプレイする必要があります。勝手に寄ってくるオオモノは、納品が楽になるように寄せて倒すのが基本です。
湧いた敵に何も考えずに突っ込んでいくと、必然的に海の近くで戦うことになります。するとオオモノの多くは湧いた時点で一番近いプレイヤーに向かうので、最前線にいると多くのオオモノを引きつけてしまうのです。
寄ってきたオオモノを倒すことができればまだ良いですが、敵に囲まれてデスしている場面にもよく遭遇します。そうなるとオオモノをコンテナから離れた位置に停止させ、かつ味方に助けに来てもらうという迷惑をかけるだけの行動になってしまいます。
仮にオオモノを倒せたとしても金イクラの回収が難しいので、ほぼメリットがありません。動きが遅いオオモノは早めに迎え撃った方が良い場合もありますが、あくまで状況を確認してからの話なので、最初から最前線に突っ込むのはやめましょう。
基本的に海沿いで戦っていいのはタワーやカタパッド、テッキュウなど直接向かわないと倒せない遠距離系のオオモノがいる時だけです。その場合も、倒したらすぐにコンテナ方面に帰らなければなりません。
すぐに敵に突っ込んで最前線に行ってしまう理由として、確かに「たつじん」帯ぐらいまでは敵が少ないので、結構海沿いでもデスせずに立ち回れてしまいます。
ですが「たつじん+3」帯ぐらいからは敵が増えるので、これまでと同様に突っ込んでいたら確実に即デスが待っていますし、味方からカモンを連打されたりもするので先を見据えて早いうちから気をつけましょう。
④コンテナに帰らない
たつじん帯でプレイしていると、最前線で戦い続けてコンテナに帰ってこないプレイヤーを見かけることがありますが、心当たりがある人はすぐにやめるべきです。
先程のいきなり突っ込みがちなプレイともつながるのですが、前線で戦い続けたり奥でデスして帰ってこないプレイヤーを見かけることがあります。
遠距離系のオオモノがいるなら別ですが、いない場合は最前線で戦う理由がないので、まだオオモノが残っていても金イクラを持って納品をしに帰りましょう。
定期的に誰かがコンテナ周りに帰っていないと、コンテナ近くに落ちていた金イクラをタマヒロイに持って行かれてしまいます。納品不足を防ぐためにも、適宜コンテナに帰るようにしましょう。
⑤スペシャルを上手く使えない
たつじん帯ぐらいまでだと、よほど湧きが悪くない限りはほとんどスペシャルを使わなくてもクリアできてしまいます。その弊害なのか、たつじん帯にはスペシャルを上手く使えない人が多いように思います。
遠距離系オオモノ複数湧きでカオス状態の時はスルーして状況が落ち着いてから無意味に使う、バイト終了直前に余ったものを無意味に使う、追い詰められてどうしようもなくなり苦し紛れに使う、などです。
スペシャルの多くは追い詰められないために使うもので、追い詰められてから使えるのはナイスダマかテイオウイカぐらいです。
スペシャルを使ってでも優先的に倒したいのは、だいたいカタパッドやタワーです。もし上手な使い方が分からない人は、とりあえずカタパッドを見たら使ってみると良いと思います。
特にメガホンレーザーやトリプルトルネード、ジェットパックなどは、カタパッドやタワーを倒すのに最適です。またカニタンクがあれば、連射モードでテッキュウを素早く処理できます。
⑥タワー・カタパッドを倒さない
たつじん帯でプレイしていると、倒すのが難しいからかタワーやカタパッドを誰も倒しに行かないことがよくありますが、これはデスに直結する危険なNG行動です。
特にタワーは攻撃が早く殺傷能力もかなり高いので、他の事を中断してでも倒しに行きたい最優先討伐対象です。タワーの攻撃回数が多いほど仲間がデスしていくので、出来るだけ2射目を撃たれるまでに倒しましょう。
一方、カタパッドは、スペシャル等がなければボムを2回使わないと倒せない厄介なオオモノです。ボムを入れても、転がり落ちたりはじき出されたりがよくあるので、確実に倒すためには出来るだけ多くの人が攻撃に参加して確率を上げる必要があります。
他のオオモノにはある程度武器の相性がありますが、カタパッドのボム入れは誰でも出来るので、ある意味誰にでも倒せるオオモノとも言えます。倒しきれるかどうかは別として、カタパッドを見かけたら放置せずに積極的にボムを投げましょう。
仲間が誰もカタパッドに手を割けず自分が倒すのも難しい場合は、温存せずにスペシャルを使ってしまいましょう。
⑦戦力が偏っている
たつじん帯では、1体のオオモノを3人で倒しに行くなど戦力が偏っていると感じることがあります。そのオオモノだけならまだいいですが、ずっと3人一緒に動かれると、残りのプレイヤーが1人で他の戦場をカバーするという厳しい状況になります。
バイト中でもこまめに戦場を広く見渡し、劣勢になっている仲間がいたら助けに行ってあげましょう。もし自分がいる場所に仲間が来て同じ場所に3人以上いる時は、戦力が偏らないよう自分が他の場所に動くべきです。
⑧デスが多い
たつじん帯では、何度も同じようなデスをしているプレイヤーを見かけますが、不用意なデスは極力避けましょう。
よく見るのが、最前線の海沿いで敵を迎え撃つものの囲まれてデス、オオモノを倒した後に金イクラを拾おうと敵の群れに突っ込んでデス、助けられたのに再び前線に突っ込んでデス、などです。
難易度が高くなるにつれて雑魚シャケを含めた敵の数が増えていくわけですが、これまでの感覚のまま動いてしまい難易度の変化に対応できていないのかもしれません。
海の近くや段差の下など、敵が回り道をせずに来れる場所は基本的に危険地帯となっており、足を止めて戦うべきではありません。海沿いや海と同じ高さにある場所、要は低い場所ほど危険だと考えると良いでしょう。
敵中にある金イクラを拾いたい時は、敵を倒してからか、一呼吸おいて通り過ぎるのを待ってから拾いに行くと無謀なデスは減るはずです。遠距離系のオオモノ放置もデスにつながるので、スペシャルを使ってでも早く処理しましょう。
⑨納品意識が低い
最前線に突っ込んで戦い続けることが多いためでもあるのですが、金イクラを回収する意識が低いプレイヤーが多いような印象があります。
ノルマを達成するためには、コンテナ近くに落ちている金イクラだけではなく、遠くに落ちている金イクラも出来るだけ回収する必要があります。
回収方法としては、コンテナ方面にイクラ投げ、直接持って帰る、タマヒロイを利用するなどがありますが、たつじん帯では放置されていることも多いように思います。
タマヒロイの利用は慣れないと難しいかもしれませんが、余裕がある時に遠くにある金イクラを出来るだけコンテナ方面に投げておき、1個は直接コンテナに持って帰るぐらいなら出来るはずです。
直接納品できなくても、コンテナ方面に投げておけば仲間が拾って納品してくれる可能性があります。また遠距離系オオモノを倒した時など、遠くの金イクラもデスしない範囲で回収するようにしましょう。
⑩ヒカリバエ、グリルの攻略を知らない
たつじん帯に限った話ではないかもしれませんが、ヒカリバエやグリルが来ると途端にあたふたしてデスし続けるプレイヤーがいます。1人でデスするだけならまだましですが、ひどい時は敵を引き連れて味方を轢いていくパターンもあります。
ヒカリバエやグリルには、ステージごとに決まった攻略法があり、上手い人ほど教科書通りの攻略をします。
通話などでやり取りできない野良バイトではいかに意思疎通をするかが重要なので、自分なりの方法をとらず、スタンダードな攻略法を選択しましょう。
ここで注意すべきなのが、たつじん帯やそれ以下のランクではヒカリバエやグリルがそこまで難しくないため、スタンダードな攻略法とは違う方法をとっている可能性があることです。
実際、たつじん帯でプレイしていると、でんせつ帯では絶対に見かけない場所で迎え撃っていることもあったので、今の方法が正しいと思わずに一度スタンダードな攻略法を確認しておくべきです。
サーモンランNWたつじん帯を攻略して魔境を抜ける方法は?
色々と攻略が難しい魔境たつじん帯ですが、クリアしてでんせつを目指すにはどうすれば良いのでしょうか?
攻略の基本となるのは、先ほど紹介したたつじん帯を抜けられないNG行動を出来るだけ減らすことです。
ざっくり言うと、不用意に敵に突っ込んでオオモノをコンテナから遠ざけないようにして納品を増やし、無駄なデスを減らしつつオオモノ討伐数を増やし、スペシャルを温存せず使ってタワーやカタパッドを優先的に倒すということです。
突撃癖を直す方法としては、ステージにもよりますが足を止めて戦う場所を満潮で残る範囲ぐらいにとどめておけば、ある程度改善できると思います。自分がよくデスする場所を避けるのも有効です。
それ以外の場所は、即処理かつ即帰還のヒットアンドアウェイが原則です。これがデスを減らすことにもつながるはずです。
オオモノを倒す位置がコンテナに近くなれば、納品のしやすさも変わってくるでしょう。落ちている金イクラは、時間がある時にコンテナ方面に投げたり持って帰るようにしましょう。
オオモノ討伐数に関しては、正直スペシャルを使って厄介なオオモノを倒すようにするだけでも結構増えると思います。あとはタワーやカタパッドを優先してすぐに倒すようにすれば、味方も含めた全体的なデスを減らせるはずです。
ヒカリバエやグリルの攻略法は、自分の方法が正しいと盲目的にならず、スタンダードな方法を確認しておいて下さい。
サーモンランNWたつじん帯の攻略まとめ
- たつじん+3のノルマは納品17~18個、オオモノ討伐17~18体
- 敵の群れや海際最前線に突っ込まない
- オオモノ討伐数を増やす
- タワー・カタパッドは優先的に処理
- スペシャルは温存せずWAVE1から使う
- ヒカリバエ、グリルはセオリー通りに動き焦らないこと
- 適宜コンテナに帰って納品意識を高く持つ